遠州常民文化談話会
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故郷七十年
日本の祭

柳田國男の口承自伝。昭和33年1月から9月まで200回にわたって『神戸新聞』に連載されました。観察力・感受性に秀でた少年期の体験談から、作家や評論家との交友録まで、多彩な登場人物とエピソードが語られており、柳田國男の学問が生まれた背景を垣間見ることができる作品です。この書を編むきっかけをつくった嘉治隆一は、「柳田を集大成した、申さば独創的な柳田百科学の成立と発展と完成の過程」が明らかにされている書だと言っています。  

※テキストの柳田國男『故郷七十年』は、各自御用意ください。(市販本:講談社学術文庫、のじぎく文庫、柳田國男全集21〔筑摩書房単行本〕等)